治験という言葉を、新聞やニュース等で1度は目にしたことがあるでしょう。2020年4月以降は世界各国で新型コロナウイルスが猛威を振るっており、毎日のように特効薬の開発・治験という言葉を耳にしたものです。これは一般市場に流通する前の医薬品の効果と副作用を医師・薬剤師が確認する実験のことを指します。WHO(世界保健機関)では、どのような医薬品であっても、販売前には必ず治験をすることを定めており、安全性を確認してからでないと販売することができません。

日本における治験は厚生労働省が主導権を持っており、計200項目で構成されている審査をクリアしないと販売できません。治験は大学病院と製薬会社が合同でおこなうのが一般的で、対象となる実験対象者は実際に疾病を抱える方になります。この実験の対象者は医療費が免除になるというメリットもあるので、日本では毎年約100万人以上の方々が参加をしてるほどです。中にはバイトという形で参加をする方もおり、報酬を得られるのも特徴です。

実験に参加をする際、必ず製薬会社と病院の双方に対して同意書を提出することが義務付けられています。効能のほか副作用の有無を確認するための実験であり、その際に何かしらの副作用があらわれたとしても了承しているという証拠となるわけです。約1か月から1年程度の期間で実験がおこなわれ、そこで得たデータがすべて厚生労働省の審査項目をクリアする内容であれば、正式に医薬品として流通させることができます。

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