臨床とはベッドサイドのことだと考えてOKです。実際に患者さんをベッドサイドや診察室で診察・治療するのが臨床です。なので、非臨床と言うのはベッドサイドに行かないことや診察室や検査室で診療をしないことを言います。医学生の中には、どうも患者さんと上手にコミュニケーションを取ることができない、臨床にはむいていないのではないだろうか?と悩んでいる人もいるでしょう。

このような場合は、卒業後は非臨床で医師として働くことも可能です。非臨床で医師として働くことができる職場には次のようなところがあります。研究医がその1つです。大学や専門機関などで研究を行うのです。

試験管をふったり、マウスに薬を与えたりといった感じになるので、患者さんとのコミュニケーションはありません。ips細胞で有名な山中伸弥教授などは、まさに研究医の代表と言えるでしょう。また、製薬会社で新薬の研究開発を行ったり薬の安全性を確かめたりといった仕事を行うこともできます。少し変わったものでは、保険会社の査定医という仕事もあります。

生命保険の会社で医師としての専門知識を酷使して、保険の査定や給付金の査定を担当する仕事です。それ以外にも厚生労働省で医務技官として働くと言う道もあります。医学的な知識を行政に活かす仕事です。今のコロナ禍では、コロナウイルスに対する正確な情報がないと行政もうまく行かないので、厚生労働省の医務技官は無くてはならない存在です。

医学部を卒業した後の進路は、臨床だけではありません。自分は患者さんと話をするのが苦手だと感じた人は、非臨床で医学に貢献することも考えましょう。

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