近年、環境アセスメントとして化学物質に関する社会の目というのは、国内だけでなく国際的にもどんどん厳しくなってきています。そんな中、化学物質に関する専門的な知識を取得した専門家の養成が企業にも求められています。一般社団法人化学物質管理協会(Pro-MOCS)は、化学産業の持続的発展と化学物質を扱うサプライチェーンに安全と安心を届けるために設立された団体です。そこで一定のスキルを身に着けた技術者に化学物質管理士などの資格を与え、作業場のみならず、生態環境のリスク管理にも注意を払い、ハザードがあるから化学物質を使用するのをやめるのではなく、リスクを回避した使用方法を指導します。

化学物質管理試験の必要条件は化学物質の物理化学的危険性、健康に関する有害性、環境に関する有害性、リスクコミュニケーション能力・実務遂行能力といった技術的知識・能力と化審法・化管法・労働安全衛生法・毒劇法といった化学物質管理法制の熟知、外国の有害物質規制法、国際輸送規則、国際的化学品調和分類システム、SDS・PRTR制度、化学物質関連のDBの知識など多岐に渡ります。十分条件としては、①製品評価技術基盤機構などの実務研修の受講(40時間以上、または企業の実務経験2年以上)と②(一社)化学物質管理協会実施の試験への合格となっています。有資格者は企業のRC部署やCSR部署で活躍でき、化学物質生産工場の管理委員会などで活動ができるようになります。

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